災害ボランティアコーディネーターとは

 阪神淡路大震災では3ヶ月間に全国から述べ138万人もの人々がボランティアとして活躍し、被災地の人々の大きな支えとなりました。
 しかし混乱した状況の中では、必ずしも本当に必要なところに必要な支援が届いたとは言えません。迅速かつきめ細やかなボランティア活動を展開していくためには、被災した人々とボランティア・行政・地域をつなぐ人が必要になります。それが災害ボランティアコーディネーター(VC)で、その後の中越や能登・柏崎などの震災でも大きな役割を果たしました。
 災害が発生した時ボランティア活動を円滑に行うため、普段からいざという時に備えたネットワークづくりも大切です。


 本会は静岡県と県ボランティア協会が進めて来たVC養成講座受講者を軸に誕生し、伊東の水害や中越地震等の被災者支援活動に参加してきました。平時は三島市の総合防災訓練、三島社協と共同のボランティア本部立ち上げ訓練等を行う他、他市の訓練見学などを行ってVCとしての資質向上に努めています。
1 定期総会 年1回4月
2 定例会  毎月1回
   本会の会合は通常三島市社会福祉会館で行います。
3 三島市総合防災訓練 年1回 
   市の要請を受けてボランティア本部立ち上げ訓練・自主防災会への啓発活動等を行っています。
4 三島市危機管理課・三島社会福祉協議会との連携活動
   平素の会合・訓練を通じて災害時活動の円滑化を図っています。
5 静岡県ボランティア協会・東部連絡会事業への協力・参加
6 個人・団体のネットワーク作り
   静岡県ボランティア協会主催の図上訓練やNPO・ボランティア団体のフェスティバル等に参加して交流を深めています。
7 他自治体やVCとの交流
8 ボランティア本部立ち上げ訓練
   三島社協職員も参加して訓練を行います。平成23年度は11月6日(日)に実施。
 

広報活動

1 三島市の市民ポータルサイトに加入して情報発信を行っています。
2 ホームページ http://svcmishima.client.jp/

VC活動に参加のお願い

 これまでに静岡県などの公的なVC養成講座を受講した方は相当な数にのぼります。しかし折角受講されても個人では活動できません。三島で行政と連携して活動できるのは災害VC三島だけです。県や市の活動要請は災害VC三島に来ます。市のボランティア本部に入るのも災害VC三島だけなのです。市の本部に入らない団体が勝手に活動すると混乱を招くだけで、物資や資金の流用・不正が起こりかねません。あなたの意欲を具体的な力にするために私たちの活動に参加してくださるようお願いします。